ながおか森林塾 夏コース

一日目 2011.05.28

今年も「ながおか森林塾」が始まりました。今年は夏と秋に同じ内容で開催します。
今年の現場は、昨年受講された方の山をお借りしました。

「ながおか森林塾」夏コースの一日目です。
今回も写真たっぷりでお知らせします。受講生の皆さん、失礼なコメントがありましてもお許しください。

今日の講座内容は
チェンソーの基本 ------ 構造や基本的な使い方
受け口練習 ----------- 伐倒の基本となる受け口の作り方
森林の現況調査 ------- 測量や測樹によって森林の今の状況を調べます。


9時00分 今回の受講生は6名。
主催者挨拶の後、簡単なスタッフ紹介と受講者の自己紹介。
本日のスケジュールを説明。
  
9時15分 チェンソーの各部の名称や構造、基本的な使い方の説明
チェンソーの各部の名称や構造を簡単に説明
構え方。手だけで持つと疲れるし、安定しないので、体にくっつけるようにして持ってください。
エンジンの始動は地面に置いて。
9時40分 丸太切り。上から、下から、合わせ技。(なぜかカメラが傾いています。)
チェンソーは押し付けなくても、重さだけで切れます。
10時20分 伐倒の基本である受け口つくりの練習
受け口、追い口を絵に描いて説明。  資料はこちらから。
バーを止める位置を意識し、 伐倒方向をしっかり見定めて。
離れた位置から水平を確認。
水平切りが出来たら、ハンドルの位置を持ち替えて斜め切りへ。
12時00分 昼食
13時00分 測樹  プロットを取って、胸高直径や樹高・本数を調べます。
直径巻尺の仕組みと使い方を説明。  資料はこちらから
測定済みの木にはチョークでマーキング。
樹高測定はみんなで予測をしてから伐倒し実測。実測に勝る精度なし。
切り株で年齢(樹齢)を確認。20年でした。
14時15分 測量  施行エリアの面積を出します。
施行エリアの面積を求めて、測量。コンパスを覗く人、ポールを持つ人、記録をとる人の三人組です。
測量の現場ではポールマンが一番偉いそうです。
おーい!早くしてくれよオー。
15時30分 少し時間が余ったので、一人だけ伐倒。
初めての伐倒。緊張が肩に出ていますね。
見事、初掛かり木成功。 伐倒後は必ず切り口を確認しましょう。
16時00分 次回の説明の後、解散

けが人もなく無事に「夏コース」一回目を終えることが出来ました。
今回の講座内容理解していただけたでしょうか?質問など何時でもお受けしますので、遠慮なくどうぞ。
次回は、「施行方針の策定」「目立て」「伐倒」です。