ながおか森林塾 入門コース

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一日目 2010.5.22

「ながおか森林塾」が開講しました。
今回は「入門コース」の一回目。受講生は7名。初めての講座ですので、ちょうどよい人数ですね。
当日の様子をたっぷり写真でお見せします。受講生の皆さん、失礼なコメントがありましてもお許しください。

9時集合でしたが、9時前には全員集合、受け付け終了しました。

9時15分 主催者挨拶。
一寸表情が暗いですね。緊張のせいでしょうか。
私たちが「ながおか森林塾」を開催する基本的な考え方を紹介しました。
(1)地域の小規模山林主に山造りの基本的な考え方と技術を身に付けてもらい、自分の山を十分に手入れしてもらいたい。
(2)地域内外の山を持っていない人にも山造りの考え方と技術を身に付けてもらい、必要なときや要請を受けたときにそれを生かし山造りをしてもらいたい。
(3)地域や日本の森林の現状や施策を関心のある人に知ってもらいたい。
(4)誰もが山に入り山の手入れをする。その楽しさと素晴らしさを知ってもらいたい。
(5)森林の問題を通して、今の自分たちの生活を見直す機会を持ってもらいたい。
9時30分 「新潟・長岡の森林について」
新潟・長岡の森林について 身振り手振りを交え、パソコンと資料でお話。
居眠りが出るかと思いきや、きつい突っ込みや笑いが出ました。
新潟や長岡は全国に比べ、人工林よりも天然林が圧倒的に多いこと、人工林の樹種構成はほとんどがスギであることなどをグラフで説明しました。
10時15分 休憩
10時30分 「受講生自己紹介」
10時45分 「間伐について」
間伐について 対話しながらの飽きさせない講座。
知らず知らずの内に身につきます。
(1)人工林と天然林の違い
(2)人工林の手入れサイクル
(3)木の「伸びる」と「太る」について
(4)間伐が遅れると
(5)森林の持つ機能
12時00分 昼食
12時50分 一寸早いけど現地へ移動
いざ山へ! 道具類を手分けして、いざ山へ!
持っていった道具を持って帰ってください。
13時15分 「チェンソーの構造・扱い方」
チェンソーの構造・扱い方 チェンソーにはじめて触れる人もいるので、構造や扱い方について説明。
スイッチON。チョークを引いて・・・。スロットルトリガー(アクセル)はロックレバーを一緒に握らないと引けません。

キックバックには要注意

機種が違っても付いてるものの基本は同じです。
エンジンスタート
まずはエンジンを掛けて、フルスロットル。緊張の一瞬です。

見てると簡単だけど・・・。
13時30分 「丸太の玉切り」

まずはお手本から。力まず、チェンソーの重さで切れます。

他の人のやり方も参考にしましょう。
13時45分 全体説明の後、二班に分かれて、たっぷりと玉切り。

玉切りに使う材をみんなでセット。

これは新ダイワ、さっきのスチールとはここが違います。

上から、下から、突っ込み切りも。

一人ずつ、たっぷりと個別に指導。

挟まれました。何故上から切ったり下から切ったりするかの答えです。

どこかで変なことを教わってきた人も、修正。チェンソーの角度は前ハンドルを持つ位置で変えます。

目立ての内職中です。

激写中です。

下から切り上げ中。切り屑のシャワーです。

左の写真もこんな格好で激撮です。
14時15分 休憩

♪疲れを知らない子供のよーにイー♪ 手ノコで切ってみました。

こちらはお疲れモードか?
14時30分 「伐倒の仕方、受け口練習」

受け口の構造、役割について説明。

水平切りのイメージトレーニング

体をひねっても元の水平が維持できるか?
伐倒で最も重要といえる受け口の作り方や、つる・追い口の練習から伐倒まで、次回たっぷりとやります。
15時30分 「チェンソーのメンテナンス」

清掃方法などを説明。今回はほんの触り程度です。

エアフィルターはコンプレッサーなどで吹き飛ばすのが簡単です。外すときはチョークを引いて。
16時00分 講評・次回連絡の後解散となりました。
けが人もなく、受講生にはそれぞれ何かしらの収穫を持って帰られたようでした。